SEOやMEOの業界に転職するメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。
当サイトをつくる中でいろんなことを調べたんですが「WEBマーケティング 転職」で調べてると、「webマーケティング やめとけ」と出てきたんですね。
その他「WEBマーケティング 胡散臭い」ということも出てきます。
それらに関する記事なども見ましたが、なるほど・・・と思いまして。
で、確かに営業職だけで転職するとまぁまぁキツいだけかなぁと感じるんですが、会社の体制のあり方にも依存する話なのかなと感じています。
”やめとけ”と言われる原因は「(忙しい割に)収入が低い」、「何でも数字で見られる」、「残業が多くなる程業務がある」というのが挙げられていました。
確かに・・・と思うものの、”案外そうでもない”と思えるようなこともあったりします。
ということで、弊社基準ではあるんですが、WEBマーケティング業界への転職のメリットとデメリットを挙げてみたいと思います。
目次
メリット
まだまだ伸びる業界
何と言っても「まだまだ伸びる業界」というのは最大のメリットかなと思います。
厳密なデータはありませんが、例えば、SNS広告なんかは地域のローカル企業ほど使わなければいけない広告サービスだと考えますが、ローカル企業ほどSNSから遠いところにいるように感じます。
まだまだ浸透しているようには見えません。
厳密な数字は申し上げることは出来ませんが、弊社に毎月いただくお問い合わせの件数とその内容の大半は、”そう言った未知数な取り組みをしてみたい。SNS広告なんかはすぐに出来そうな気がしている。”というところです。
実感値として、物凄く可能性を感じています。
ショートムービーを用いたプロモーションは、今、かなり高い効果が出ています。
ですが、まだまだ一部の企業でしか使われていないように感じます。
縦型ショートムービーはなかなか難しいところがありますが、それもこれも取り組んで学習していかないといけません。
「実績は?」とよく聞かれますが、実績を言ったところでどうにもならないことも多いです。
仮にうまく行った実績を並べても、50代半の方が決裁権を持って判断するとなると、やはり時間はかかります。
ですが営業力と技術が揃えば、まだまだ伸びる業界であり、充実して自分自身をレベルアップさせることが出来る仕事だと実感しています。
どこにいっても重宝される
弊社のような技術の提供を行うことを主としていると、どこにいっても重宝されます。
特にローカルな案件で、お試しで素材を提供すると、ほぼ確実に重要なキーマンになれます。
私は、基本的に商談までにサンプルを用意するようにしています。
旧サイトをそのまま残しているのも、意味あってのことです。
兎角、眼に見える素材などがあると、強い営業が出来るんですね。
変に値引きをすることもなく、どの仕事も本気で取り組めます。
仕事を選ぶような真似はしませんが、無理をして仕事を引き受けることもありません。
言い方は悪いですが、リスクコントロールも容易に出来るようになります。
クライアントにとっても弊社にとっても重要なことです。
弊社は横の繋がりもありませんし、営業マンがフロントに出てディレクションをしている企業よりも小回りはききますので、物凄く重宝されることが多いです。
地に根付いた企業で仕事をされている(仕事をされてきた)方々からすると信じられない環境かなと思います。
しんどいのは最初のうちだけ
しんどいのは最初のうちだけ・・・と言うと大袈裟かもしれませんが、学習スピードが遅い最初のうちはちょっとツラいと思います。
ですが、学習スピードが上がって、ある程度見ただけで想像が出来るようになってくると、ここからはいい意味でしんどさを感じることが出来るようになります。
何年くらいかかるかは個人差がありそうですね。
学習データはたくさんありますので、努力次第というところでしょうか。
例えば、「wordpressをインストールすることが出来る」と言うことをよく聞きます。
ですが、重要なのは、「どのようにインストールをする?また、プラグインを使わずサーバー移行はできますか?」というところまで理解が行き届いてようやくスタート地点かなと感じます。
まだこの時点ではノーコードですが、それ以上の理解が必要です。
WEBサイトの構造を理解するというのは、こういうことの連続かなと考えています。
実際の仕事というのはいろんなイレギュラーの連続です。
そのイレギュラーを解決し、サイトの状態を向上していかなければいけません。
そのため、弊社基準のスタート地点に立つことができれば、優位な位置で仕事が出来ること間違いありません。
ここまでくると、一つ一つの学習が楽しくなってると思いますので、きっと信じられない状態になっていると考えます。
デメリット
仕組み化された仕事からの転職とかだと落差が激しすぎる
端的に言えば、やはり厳しいという点が挙げられるかなと思います。
誤解を恐れずに言わせていただくとしますと、仕組み化されている業務からの転職はとてもキツいと考えます。
仕組み化とは対極的にいるような仕事といっても過言ではありません。
規模が大きくなれば仕組み化された組織として一人にかかる負担をある程度軽減する企業にすることを考えていますが、今はまだそういう規模ではありません。
覚悟がないと、かなりキツいというのは隠せないと考えています。
決してホワイトばかりではない
弊社がどうかではなく、一般的に見ていますと、WEBマーケティング業界はブラック企業が多いと考えます。
単なるハードワークで、収入がついてこないハードワークですね。
弊社は、そうならないように仕組みをつくっていきたく考えています。
ですが、前述の通り、最初から最後まで希望通りに・・・というわけにはいかないことはご承知おきいただきたいことかもしれません。
締め
という諸々を思います。
個人的に思うこととして、現実的な話、他人様の話だけを間に受けて、本当にやらなければいけない、もしくは本当にやりたいと思っている仕事を避けても後悔するだけかなと思います。
同じ界隈の会社様や、業種問わず大きめの会社様が倒産したりするニュースを見ますが、今後、人口減少に伴い会社や仕事の価値が大きく変わってくる流れにあります。
これはもう避けようがありません。
今、20代の方が50歳くらいになるまで、ずっと同じ調子で社会の時間が流れるなんてことはないと考えています。
そんな社会ですので、会社に所属することで得られるメリットを最大限に享受するような組織にしていきたく思いますし、そのために仕事をしていきたく思うんですね。
一人でやってけるだけの能力があれば個人事業でやればいいと思います。
ですが、今の弊社なんかはサービス力が物凄く高い水準にあると考えますので、そういう場でしっかり鍛えて全員で確固たる組織をつくるというのは一つの選択肢として十分にありではないかと考えています。
そんなことを考えていますので、WEBマーケティングの業界の噂話を信じるよりも、まずは何をするべきなのかを考えてご自身の判断で動かれてみるといいかなと考えます。
弊社のコーポレートサイトのページの中で「採用情報」が結構ページビューがあるものですので、気になる方はお気軽にご連絡ください。
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清水 隼斗»書いた記事一覧 SEMラボラトリー 代表取締役の清水です。基本的にWEBが大好きです。WEBの世界に入って20年が経ちました。SEOやMEO、広告運用や動画運用、これら諸々の実績も数えきれず。当サイトでは採用に関すること、SEMラボラトリーに関する情報をアップしています。 |
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